カフェブログ【ノアコーヒー(Noahcoffee)初心者スタッフの日記】

鹿児島県霧島市天降川沿いの遠赤外線自家焙煎というこだわりのコーヒー屋さんの初心者スタッフのブログ。こつこつ手作業で豆の選別・少量焙煎でフレッシュなコーヒーを販売、カフェではおいしいコーヒー提供してます。ノアコーヒーでの日々の発見をレポートします。

NHK「サキどり」10/11放送分でノアコーヒーの沖永良部島コーヒー が取り上げられました‼

10/11にNHK「サキどり」で
ノアコーヒーの沖永良部島コーヒーが
取り上げられました‼

放送内容(サキどりHPより抜粋)
鹿児島県霧島市。大変珍しい国産品を味わうイベントが、先月開かれました。年2回の開催で参加できるのは50人限定という貴重な機会に、遠くは京都からお客さんが駆けつけたこともあるんだとか。その貴重な飲み物とは?...そう、コーヒー!お値段は、1杯800円という高級品だけに、皆さん、その味わいを、じっくり堪能しているようです。このお店で4年前から国産コーヒーの提供を始めた東さつきさん。その反響の大きさに驚いています。
この国産コーヒーが作られているのは、沖永良部島。早速コーヒー園を見学させてもらうと...ムムッ、あの喫茶店ご主人の東さん!実は東さんが自らコーヒーの栽培を手がけているんです。8年前、喫茶店を開くとき「地産地消」にこだわりたいと思っていた東さん。しかし、肝心のコーヒー豆が、輸入物しかありませんでした。「それなら自分が作ろう!」ふるさと沖永良部島に、コーヒー園を開いたのです。
植えた苗木は100本。台風や夏の日差しなど、島ならではの条件を克服するため、防風ネットの設置など、工夫を凝らしています。そして4年。木がコーヒーの実を付け始めると、これが大評判に。100g1万円という高値をつけるバイヤーまで現れました。今の目標は、現在の100倍!1万本のコーヒーの木を、この沖永良部の地に育てることです
。(国産コーヒーを試飲して)香りがやさしいです。まろやかで、でもコーヒーのパンチもあります。
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お出しする直前に豆を挽き、
ネルドリップで一つ一つに
丁寧に時間をかけて淹れる
ノアコーヒーのコーヒー。
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9月中旬より開始したネット通販も
好調で、全国からご注文を
いただいております。
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沖永良部島はオカリナ型。
花(えらぶゆり)と鍾乳洞の島。
ウミガメの産卵見られるそうです。
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沖永良部島コーヒー農園です。
台風の痛手にあって100本に減少。
9月にコーヒーの木を300本追加し、
現在は400本に。国産コーヒーの
全国への流通を目指し
100万本に増やすことが目標‼
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ノアコーヒーのショップの
運営と並行して、
毎月2週間沖永良部島に飛び、
自らコーヒーの木をお世話する
オーナーの東さつきさん。
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現在はわずか50kgの収穫量。
国産コーヒーは沖永良部島
海風によるミネラルたっぷりな土壌から
栄養をたっぷりと吸い込み、
化学的な農薬を一切使わずに育つ。
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暴風ネットやマルチング、
肥料の種類の選定など
全ての作業は、前例のないなかから、
独自の対策や栽培法を考えて
努力の末、確立してきたもの。
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東さつきさんは、
国産コーヒーの栽培について
決して諦めることなく、
生涯をかけて取り組み続ける
強い意思と信念を持った素敵な女性です。
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今回の取材を受け、
全国から応援のメッセージや
たくさんの通販からのご注文を頂きました。

ノアコーヒーのオーナー、
スタッフ一同、こんなにも
皆様が温かく励ましてくださっている、
ということに、感謝の気持ちで
いっぱいです。ありがとうございます‼
今後も、100万本のコーヒーの木の
栽培に挑戦し続けます(^^)/

お客様からのお手紙

先日、お客様からお手紙が届きました。
スタッフ一同、大変嬉しく、
店内に飾らせていただいております。

お手紙の内容は、
お客様のもとに、ご友人から、
ノアコーヒーの霧島珈琲羊羮と
珈琲のギフトが届いたときの
出来事についてのお礼ということでした。

お客様はその時、
体調を崩されていた時期で、
お水も飲むのもやっとだったそうです。
しかし、不思議と霧島珈琲羊羮は
召し上がることが出来たそうです。

辛く、大変な思いをされているとき、
霧島珈琲羊羮に救われた、と
お礼の言葉でしめくくられていました。

私たちスタッフは、
霧島珈琲羊羮がお客様にとって、
「救い」になった、という出来事を
知ることができ、うれしい想いで
いっぱいになりました。

私どもは、
ただノアコーヒーの商品について、
こだわりと誠意を持って、
手間隙を惜しまずに商品を作りあげ、
販売しているに過ぎないかもしれません。
しかし、製品一つ一つにその想いが宿って、
お客様のもとにお届けできている、と
感じることができました。

そして、
お手紙をくださったお客様にとって、
ギフトの送り主のご友人が、
また、送り主の方にとって
お客様が、とても大切なお方なんだと
思いました。

大切な方への贈り物に、
ノアコーヒーのギフトを
お選びいただいたこと、
これは、私たちスタッフにとって
この上ない喜びです。

数名だけで運営している
小さなお店ですが、
ますます、お客様に
素敵なコーヒータイム
味わっていただけるよう、
店頭販売はもちろん、
新たに9月から開始した通販、
さらなるオリジナル商品の開発、
沖永良部農場での国産コーヒーへの挑戦、
等々、努力を重ねて参りたいと思います‼

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純国産コーヒーの夢。ノアコーヒー8年間の軌跡


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ノアコーヒー オーナーの、

純国産コーヒーへの挑戦のはじまりと、これからの挑戦について、

ノアコーヒー店内に9/16~9/18まで展示コーナーを設けていました。

是非、ご覧頂いていない方にも見ていただきたく、

ブログにアップします。

 

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沖永良部島コーヒーのお味は?

9/17に、年に2回の沖永良部島コーヒーの
販売をしました。

ご来店いただいたお客様、
誠にありがとうございました。

また、ご来店できなかったお客様にも、
是非、沖永良部島コーヒーのお味を
イメージしていただけたらな、と
実際にお飲みいただいたお客様のお声を
ブログにあげさせていただきます☺

沖永良部島コーヒーのお味を
どんな言葉で表現したらいいのかな。」
と、スタッフ同士でも、
頭をひねらせ考えてたのですが、
語彙力が乏しすぎました(笑)

「癖なく、さっぱり、飲みやすい。」
「国産らしく上品にまとまっている。」
しかし、何か口に含んだあとの
何か独特な余韻が残る・・・・・
それが何とも表現できずにいました。
沖永良部島コーヒーにしかない
一瞬立ち上がる風味。
トーモロコシや穀物の
香ばしいようなさわやかな・・・・・
んんんー違うしな、と
しっくり来る表現は降りて来ず。


そこに、いつもご来店いただいている
お客様の田中せんせい。
沖永良部島コーヒーのお味を
質問させていただくと、

「後味がオカリナの調べを奏でる。
って感じかな。
あのコーヒー、前もだったけど、
後味でああ、これだったって
思い出すんですよね。
そのあと、沖永良部島なんだよね〜て
想起させられるわけですよ。

それで、ウィキペディア
沖永良部島は『オカリナの形』、
って書いてあったのを、
飲んでいる時にふと思い出して、

気がつくと、
なんか窓の外をボーッと見ながら、
オカリナの調べを
脳内再生していたわけです。」

田中せんせいの表現をうかがって、
さすが!!なるほど!!!まさに!!!!
と叫びたい気持ちでいっぱいでした(笑)
そんな感じがぴったりの味。

穏やかでやわらかで、
何ともカントリーな調べ
沖永良部島コーヒーのお味は
「オカリナの調べ」でした!!!!!!!!

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ノアコーヒー(Noahcoffee)生活情報紙の取材記事です。

3ヶ月ほど前になりますが、2015/6/27の地域生活情報紙「リビング」の取材記事について、地域外の人にも見ていただきたいと思い、ブログにアップします。

夢をつむぐ主婦の店、という特集です。自分の時間と家族の時間、そのバランスをうまく取りながら、自分の店を開いた女性オーナーに、開業のきっかけと仕事への情熱をインタビューするという内容です。


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理数系の発想力、体育会系の忍耐力、そして何より行動力を併せ持つオーナーの東さつきさんが始めた「ノアコーヒー」は開店8年目です。

支えるスタッフは、元建築デザイン講師のマネージャー、英会話が得意な主婦、太極拳の講師など6人の個性豊かな女性たち。「沖永良部島コーヒー農園」「みやまコンセール内のカフェ」「日当山の焙煎工房兼コーヒーショップ」「外販事業」の4事業を必要最低限の人数で運営します。
 
月のうち1週間~10日は島のコーヒー農園で木の育苗、植え付け、手入れ、収穫などをこなします。日当山本店では焙煎を行う他、百貨店のお中元PB商品打ち合わせや、みやまコンセール国際音楽祭の準備で追われることも多々。「コンセールでは演奏会の10分程度の休憩時間に一斉に飲みにこられます。てきぱき販売できる段取りがとにかく大事なんです。」3人の子どもを育て上げ、今は仕事に集中。「自分たちの仕事が社会に必要とされなければ、やる意味がないと思う。信頼を裏切っちゃダメよね。」と笑顔でスタッフを引っ張る東さん。

実家がある沖永良部のコーヒー農園で1000本の木を育て、純国産コーヒーを提供するのが大きな目標です。

 引用 2015/6/27リビング国分隼人 290号      発行/南日本リビング新聞

沖永良部島での国産コーヒーへの挑戦

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ノアコーヒーのオーナーのさつきさんは、父、政次さんの協力を得て、「国産コーヒー栽培」の夢の実現へとあゆみ始めたのは今から7年前のこと。

 

2008年5月・・・・・・・・・アラビカ種苗木100本を輸入。800平方メートルの農場へ植付けを行いました。元農協職員で農業技術を35年指導してきた政次さん。その中で培われた知識と経験を生かして試行錯誤での栽培が始まりました。

2010年5月・・・・・・・・高さ1.4メートルに育った苗木は、ジャスミンの花のような芳醇な香りを持つ、可憐な小さな白い花を開花しました。       

2011年3月・・・・・・そして、真っ赤なコーヒーチェリーの実がなり、初めての収穫は1000kgだったそうです。収穫した実は、皮をむいて10日程天日干しにした後、脱穀、その作業のほとんどが手作業で、手間ひまをかけ行われています。現在ではノアコーヒーオーナーのさつきさんが店舗経営と並行して、月に一回沖永部島に飛び、栽培管理をしています。

多い時は400本の苗木を栽培していましたが、沖永部島は台風の通り道であるため、台風の被害が大きく、数年前に300本の木が被害を受けてしまいました。その後、100本苗木を追加し、現在は200本を栽培しています。

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現在では、暴風ネットを設置して、コーヒーノキを守っています。コーヒーノキに愛情をもって接し、どんな様子か、何か足りていないものはないか、しっかりと向き合うことで解決法が自ずと解るそうです。そうすることによって、生き生きと美しく生命力に溢れるコーヒーノキに育っています。ノアコーヒーの焙煎も、コーヒーの淹れ方も、じっくり、丁寧に、愛情と手間隙かけ。この価値感はノアコーヒーの全てに共通し徹底されているのです。    

霧島市のノアコーヒーで、沖永良部島の純国産コーヒー豆が販売できる夢が叶うまで、まだまだ挑戦は続きます‼  

沖永部島コーヒー農場の気候と自然


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引用コーヒーをもっと知ろう | 全日本コーヒー協会

ノアコーヒーに来るまで、コーヒーといえば、コロンビア・ブラジルなど遠く離れた外国のもの、と思っていました。

コーヒーノキはコーヒーベルトと呼ばれる赤道をはさみ北緯25度、南緯25度にある70カ国で栽培されています。熱帯・亜熱帯と呼ばれる地域の中でも、一日の寒暖差が大きい場所が優良なコーヒー豆の栽培に適していると言われています。 

日本は南北に広がっているとは言え、南端もコーヒーベルトより北に属すため、気候的にコーヒー栽培は困難であるとされるが、そんな環境下、北緯26度の沖縄・小笠原諸島・北緯27度の徳之島で生産量は少ないながらも栽培が行われているそうです。

沖永良部島奄美諸島の南西部に位置する島で北緯27度(平均気温22度)。コーヒー栽培には最適とは言えない気候の中で、ノアコーヒーは「沖永良部島にあったコーヒー栽培を模索」し、化学農薬を一切使用せず、有機肥料用、露地栽培を行っています。沖永良部島の土壌だからこそ作れる「健康なコーヒノキから生まれる健康なコーヒ豆」。少しではありますが、ノアコーヒーでも飲めるようになったことが嬉しくてたまらない、とさつきさんは笑顔でお話ししてくれます。

沖永良部島は、果樹丸の樹木の生い茂る、珊瑚礁に囲まれた、白い美しい砂浜のある島です。ウミガメが浜辺に産卵に来たり、地下に広がる300もの大鍾乳洞など、豊かな自然、特色のある地形があります。

私も絶対いつか訪れたい場所の一つです。ケイビングがしてみたい! 


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引用 沖永良部島ケイビングガイド連盟 - 洞窟探検トップページ


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引用ウミガメ祭り / 沖永良部島むがむがダイビング


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引用緑陰読書 沖永良部島:島へ、そして海に還る日のために... (島酔潜人):So-netブログ